蓮の数式
蓮の数式 という本を読んだ。
久しぶりに引き込まれるように小説を読んだ。最近買っても買ってもなんとなく気分が乗らなくて結局読まない、みたいな本ばっかりだったから、読書が嫌いになったと思ったのだけど、違う。単に好みじゃなかったからだ。
読み終わった後、どうしようもない絶望感と幸福が心の中でぐちゃぐちゃになった。愛ってなんだろう。幸せって、死ってなんなんだろう。
人の良いところと悪いところが一気に読んでるわたしを襲ってきて、苦しくなった。
正直、後味は悪いと思う。だけど是非読んでいただきたい。
- 作者: 遠田潤子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る